韓国の通信インフラは世界でも最高水準です。ソウルでは電波を失うことはほとんどなく、最も深い地下鉄の駅でもつながります。ただし「ほとんど」には例外があります。
ソウル市内
心配はいりません。韓国の三社——SK テレコム、KT、LG U+——は地下鉄の路線や商業施設の地下を含め、市内をくまなくカバーしています。速度は地図やメッセージに必要な水準をはるかに上回ります。
ソウルを出ると、気をつける場所がいくつか
- 済州島:海岸の環状道路は良好ですが、漢拏山の登山道は途切れがちです。登る予定ならオフライン地図を先に落としてください。
- DMZ(非武装地帯):境界付近は通信が制限される区域があります。ツアーは団体行動なので問題になることは少ないものの、単独で離れる前提で通信を当てにはしないでください。
- 河回村や全州などの古い集落:つながりますが、市内より遅くなります。
どれくらいの通信量か
韓国では日本より多く使う傾向があります。理由は二つ。写真を撮って投稿する頻度が高いこと、そして Google マップではなく Naver マップや Kakao マップを使うことが多く、この二つは重いことです。
- 普通の観光で七日間:1日 2 GB で余裕があります。
- 動画を撮り、頻繁に投稿する:1日 3 GB。
- リモートワークやノートパソコンへのテザリング:1日 5 GB 以上。テザリングが許可されているプランか確認してください。
韓国では Google マップが不完全
初めて訪れる人の多くが驚く点です。韓国の地図に関する規制のため、Google マップには他国のような詳細な徒歩・車のルート案内がありません。現地の人は Naver マップか Kakao マップを使います。
どちらも英語に対応し、よくできていますが、出発前、自宅の Wi-Fi があるうちにインストールしてログインまで済ませてください。現地で入れると時間も初日の通信量も無駄になります。
電話番号について
旅行用 eSIM はデータ専用で、韓国の電話番号は付きません。これは思うより重要です。飲食店の予約や一部の配車アプリなど、韓国のサービスには本人確認に現地番号を求めるものがあります。行程がそれに依存するなら、宿に代行してもらうなどの代替手段を用意してください。